今回は、エロ系の作品ではなくて、普通の小説の紹介です。
「透明人間の告白」という本で、映画化もされています。
アマゾンとかでみても、わりかし評価が高く、前々から気になっていたので
読んでみました。
コレを読むと、本当に透明人間になってしまった場合の生活の苦労が
リアルに分かります。
外に出かけると、なんの躊躇も無く向かってくる人や自転車、
普通の買い物は当然NG、宅配でお願いしても、受け取る際の工夫
そもそも、住むところの確保
他人にばれてしまった場合の心配
等々、あげればきりがないくらいです。
一生透明人間になると、こんなにも苦労があるのかってくらい
主人公は色々やっています。
この本の主人公の場合は、洋服とかも一緒に透明になってしまったので
外に出かける時とかは、まだましな感じですが、透明な体で透明な洋服や靴を
はいたり片付けたりする事は、想像以上に大変みたいですよ。
読み物としても、非常に面白いです。
透明人間フェチかどうかはかんけいなく、オススメの本ですよ。
ただ、今は絶版になってしまっているので、ネットで中古で探すしか
入手方法がないみたいです。
読んでみて思ったのが、「一生透明人間になること」だけは
どうやっても避けないと、生きていけなさそう。
やっぱり、透明人間になるなら、自分が都合がいい時に透明人間になれたり
戻れたりできるのが一番ですね。